顔の肌を気にする女性

肌荒れは様々な要因で起こります。
その原因にはいったいどのようなものがあるのでしょう。
肌荒れには、予防と共に、早めに原因を解明することが重要になります。
肌荒れは一度起こってしまうと、その肌荒れが元になり、さらに肌荒れを悪化させてしまうという悪循環になりがちです。
そこまで肌荒れが悪化してしまうと、治すのには時間だけでなく相当の手間も必要になってきてしまいます。

そうならないためにも、早めに肌荒れの原因を探り出し、その原因を取り除くようにしていかなくてはいけません。
そのためには、肌荒れのメカニズムをきちんと理解して、肌にとって何が大敵となるのかを十分にわかっていなくてはいけません。
このことがわかれば、もし肌荒れが起きても対処することができるようになるでしょう。

肌荒れを改善するには生活習慣から変える

肌は、一定の周期で入れ替わっています。
肌の下から、新しい肌細胞が生まれてきて、肌の表面にある古い細胞が剥がれおちて、下から出てきた新しい細胞と入れ替わります。
この繰り返しを肌のターンオーバーと言います。
肌が綺麗になりたい人にとってこのターンオーバーは重要で、ターンオーバーが順調に繰り返されている時には、常に新鮮な肌細胞が肌の表面にあり、肌荒れのない美しい肌を保つことができます。

ターンオーバーは次々と細胞が生まれてくることが重要です。
細胞が活発に生まれるには、適切な栄養、適切な休息が不可欠です。
細胞ができる元になる栄養が重要なことはもちろん、それ以外にも微量元素と言われるミネラルは、細胞が生まれ変わるための潤滑油のような働きをします。
直接肌になるわけではない栄養も、細胞が生まれ変わるための働きに作用しているからです。
また、肌は身体を休めている間にできることがわかっています。
睡眠不足では、肌の元になる栄養がいくらあっても肌が作られません。
そういった生活習慣の改善をすることが肌荒れの改善につながります。

食べ物

肌荒れを改善したい場合には、食生活を見直してみる方法を始めましょう。
肌の元になるタンパク質は、脂肪分の少ない良質のものをたっぷり摂りましょう。
また、微量栄養素のミネラルも肌にとって欠かせない存在です。
野菜やフルーツ、海藻やキノコ類、ナッツ類など積極的にとるようにしましょう。
逆に、肌にとって控えたほうがよい食品もあります。
糖質と脂質です。
特に、精製された糖質である白米や白いパン、パスタなどは食べ過ぎないように気をつけましょう。
脂質の多い食品とは、脂っぽい食べ物のことです。
スナック菓子やファーストフード、揚げ物などはできるだけ控えたほうがよいでしょう。
油分でも良質のオリーブオイルなどは、肌に良いとされているので、肌荒れ改善のためには、油はとり方が重要だということになります。
生活習慣の中でも食生活を変えることは肌荒れ改善に、大きな効果が期待できます。

睡眠

また肌にとっての休息は、肌が作られる作用のある成長ホルモンがポイントになります。
肌の細胞が次々に作られるためには、成長ホルモンが十分に出ていなければいけません。
子どもの頃は、成長ホルモンがたくさん出ているので、肌も綺麗なことが多いことからも、成長ホルモンの重要さがわかると思います。
成長ホルモンは、ぐっすりと眠っている時に、脳内で分泌されます。
肌荒れを改善する方法としては、睡眠不足を改善することが重要です。
成長ホルモンは、夜22時から2時の間に、ぐっすりと寝ている時に、分泌量が最大になると言われています。
できれば、この22時から2時の間に、寝るようにして、睡眠不足を改善させると肌荒れ改善の方法としても、効果が最大に期待できると思います。
睡眠不足を改善できるような方法を探してみましょう。

肌荒れはスキンケアにも原因がある

また、生活習慣の中でも、間違ったスキンケアをしている場合には、肌荒れを起こしてしまうことがあります。
スキンケアの間違った方法は、肌の表面のバリア機能を弱くしてしまいます。
例えば、夜寝る前に、しっかりとスキンケアをする生活習慣がない場合には、肌に負担がかかってしまい、その結果肌荒れを起こしてしまいます。
また、顔をよく触る、髪の毛が顔に触れているという生活習慣がある場合には、顔の皮膚の雑菌が繁殖しやすく、肌荒れにつながってしまいます。

更に、肌荒れの原因の中には日焼けもあります。
日焼け対策を十分にすることが、肌荒れを起こさない方法のひとつになります。
しかし、日焼け対策は、間違った方法で行うと、余計に肌に負担になることがあり、また肌質によっては日焼け止めで肌荒れを起こしてしまうこともあるので、自分に合った方法を選択することも重要です。

こういった細かなことですが、生活習慣は肌の調子と密接につながっています。
肌荒れを改善させるには、まずは生活習慣を見直してみることが重要です。

肌荒れ改善にはスキンケアの順番も重要

肌荒れを改善させるためには、スキンケアは最も大切なことのひとつです。
肌の表面は健康な状態だとしっかりとしたバリア機能があり、外からの刺激に対して肌を守る役目を果たしています。
しかし、このバリアが崩れてしまうと、外の刺激が肌の内側に容易に侵入してしまい、肌荒れを引き起こしてしまいます。
睡眠不足などで一度、肌のバリア機能が崩れてしまうと、肌の状態はどんどん悪くなっていってしまいます。

スキンケアには、そのような肌のバリア機能を助ける役割があります。
子どもの健康な肌には、特別なスキンケアをしなくても、肌は綺麗な状態を保てますが、人間は一定の年齢になると肌にも老化現象が起こります。
その一定の年齢以上の場合には、特に肌を助けるスキンケアの役割が大きくなると言えます。

スキンケアには順番も重要です。
まず、汚れをしっかりと落とします。
この時に、ゴシゴシとこすり過ぎたりすることは禁物です。
必ず肌のバリアをこわさないように優しく肌に触れるようにしましょう。
また、使うものも刺激の強過ぎるものは、肌のバリアを壊してしまいます。
肌に合っていることはもちろん大切ですが、それ以外にも刺激が強すぎることはないかを、きちんと確認しましょう。
肌のバリアを傷つけることなく、汚れだけをしっかり落とすことがポイントです。

肌のターンオーバーが乱れている時には、古い角質が肌に残ったままになっていることがあります。
このような時には、どんな素晴らしいスキンケア用品を使っても、古い角質が邪魔をして、肌に浸透することができません。
肌を触った時に、ごわごわとした感じがする時には古い角質が必要以上に残ってしまっているかもしれません。
こういった時には、スキンケアを行っていても、肌に効果が見られないような感覚になることがあると思います。
古い角質が残ってしまっている時には、まずは角質ケアを先に行うようにしましょう。
肌の汚れだけでなく、古い角質もとれているかを確認してから、スキンケアの段階に入ります。

肌の汚れがしっかりと落ちている状態が、一番スキンケアの効果が高まる時です。
この時に、まずは水分をしっかりと肌に浸透させる保湿ケアを行いましょう。
ただ肌の上にのせるだけよりも、パックをしたり、手でゆっくりと押さえるようにすると、肌への浸透が高まります。
なぜかというと、保湿ケアは肌の奥にまで保湿成分を届けることが重要ですが、スキンケア用品をつけただけだと肌の表面から蒸発してしまう量が多くなってしまいます。
この時にスキンケア用品の水分が蒸発するだけでなく、肌が本来持っている水分も一緒に蒸発させてしまいます。
その結果、肌の乾燥が強くなってしまうことがあります。
そうならないようにも、肌表面からの水分の蒸発を最小限にするようにすることが重要です。

肌に水分を浸透させた後には、その上から油分で膜を作り、肌に浸透させた水分を逃さないようにすることが重要です。
水分は何もしないでいると、勝手に蒸発してしまいます。
肌には、もともと水分を蓄えておく力がありますが、この力も老化と共に衰えてしまいます。
肌に水分を蓄える力が十分にあるうちには、特別なケアをしなくても肌の水分量が保たれています。
しかし、肌の水分を蓄える力が弱くなるにつれて、水分を浸透させても、すぐに蒸発してしまうということになってしまいます。

いくら肌の奥に水分を届けられたとしても、肌が水分を保持できなくては意味がありません。
そのためには、水分を肌に浸透させた後に、油分で肌を覆い、水分が蒸発することを防がなくてはいけません。
この油分の膜が肌を守るバリア機能の役目も果たすので、外からの刺激に対しても、肌がダイレクトに刺激を受けることを防ぐ効果があります。
スキンケアは、水分をしっかり肌に浸透させた後に、油分で肌にバリアをつくるという順番が重要になります。

保湿が命!乾燥肌は肌荒れを悪化させる?

肌には保湿が重要だとよく言われていますが、それは何故なのでしょうか。
まず、肌が十分に保湿されていない状態になると、乾燥肌になります。
また、老化により肌がもともと持っている水分、油分の量が減ってしまうことも、乾燥肌の原因になります。
肌の老化だけでなく、生活習慣の乱れや、睡眠不足などの要因がもとで、肌のターンオーバーが乱れ、肌が乾燥肌になってしまうこともあります。

乾燥肌の原因は?

乾燥肌の原因としては、このように体内のなんらかの原因と、体外の環境による原因に分けることができます。

環境としての原因は、最も大きなものが空気の乾燥です。
肌が触れる空気が乾燥していると、肌から水分がどんどん蒸発していってしまうので、肌は乾燥肌になってしまいます。
また、熱いお湯に触れたときなどにも、肌の表面の油分がとり過ぎた状態になり、乾燥肌になってしまうことがあります。
乾燥肌には、身体の内側からと、体の外側からの両方のケアが重要になります。

肌が乾燥肌になってしまうと、肌表面のバリアとなっている部分に隙間ができてしまい、バリアとしての機能が十分に果たされなくなってしまいます。
肌の表面の膜であるバリアに隙間ができてしまうので、肌の内部にある水分はどんどん蒸発してしまい、ますます乾燥がひどくなってしまいます。
その結果、肌の状態はどんどん悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

肌は乾燥肌になると、角質が肌を守ろうとして、厚くなってしまいます。
その結果、肌表面がごわごわと硬くなったような感じになってしまいます。
角質層には、肌を外からの刺激から守るという働きがありますが、角質層は十分な水分がないと、効果的に働くことができません。
角質の働く力が弱くなってくるので、なんとかして角質としての機能を果たそうとする結果、角質が不必要に厚くなってしまうのです。

肌が乾燥肌になると、毛穴に角栓がつまりやすくなり、毛穴の黒ずみが起こりやすくなってしまいます。
乾燥肌になると、油分が足りていないと肌が判断し、自分で油分を多く出すように指令を出します。
その結果、毛穴からの油分の量が多くなり、余分な皮脂として毛穴にたまりやすくなります。
それが、古い角質と混ざって角栓ができてしまいます。
その結果、毛穴の黒ずみが起こってしまうのです。

同じような原因で、肌に水分が足りていないことで、肌は過剰に皮脂を出します。
その過剰な皮脂により吹き出物ができてしまう可能性が高くなります。
肌は水分が足りないと、肌を守ろうとして、皮脂をたくさん出してしまうのです。

また、肌の乾燥が続くことで、肌がごわごわと厚くなることで肌のくすみを悪化させてしまいます。
肌の透明感は、新しい肌細胞が次々と生まれてくることででてくるものです。
古い肌が残っているだけで、肌のくすみにつながりますが、さらに角質が厚くなっていることで、肌の透明感は失われていきます。
この悪循環により、肌のくすみがひどくなってしまいます。

乾燥肌になることで、肌のバリアが壊れてしまい雑菌が入りやすくなってしまうことで、肌荒れを悪化させてしまうこともあります。
肌は、バリアにより守られているため、外界の影響を少なくすることができています。
このバリアがなくなることで、肌荒れを起こしている部分にも、ダイレクトに外界の刺激が伝わってしまいます。
そうなると、気温の変化や、湿度の変化、空気中の汚れや、花粉など肌にとって強い刺激となるものが、直接肌荒れ部分にあたってしまいます。
普通の肌よりも、敏感になっている肌荒れの部分は、外界の刺激の強さも強くなって、とても大きなダメージを与えてしまいます。
その結果、肌荒れがさらに悪化してしまいます。
肌荒れをこれ以上に悪化させないためにも、肌が乾燥肌になってしまうことを予防しなくてはいけません。
乾燥肌は肌荒れの大敵となるからです。

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